ベッドの中の心とカラダ、男と女でこんなに違う!

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一気に醒める男、オーガズム期に逆戻りできる女



久しぶりのセックスだったせいか、彼は心ゆくまで快感を得ることができ、果てた。

心地よい疲労感と脱力感に浸り、そのまま眠ってしまいたい誘惑に駆られる。


オーガズムに達した彼女のほうは、心身ともに充実感に満たされている。

この感覚をしばらく味わっていたいと、彼のカラダにそっと寄り添う。


戦い済んで日が暮れて。

オーガズム期の後にやってくるのが、セックスの最終ステージである消退期なのです。


男性は忙しく体を反応させ、うまいこと射精にたどり着いたはいいものの、その時間はわずか2~3秒。

オーガズムに達している時間もかなり短く、そのあとは一気に興奮状態が収束する。

陰茎や精巣、尿道の状態が通常モードに戻るまで、わずか1分足らず。

100mダッシュの後、ばたっと倒れるのとまさに同じ感覚!


一方の女性。

女性器周辺の充血が徐々に解消され、小陰唇の色が元に戻り、オーガズム隆起も消退する。

クリトリスも元の状態に戻る。

ただし男性ほど見る見るうちにニュートラル状態になるわけではなく、

膣や子宮が元の状態に戻るまで10~30~分以上かかるともいわれています。


それに加えて女性の場合は、適切な刺激さえあれば、複数回のオーガズムを感じることができて、

興奮が醒めていくプロセスも一般的に緩やかです。

醒めかけたところで、再度刺激をされれば再びオーガズムに向けて仕切り直しすることも可能なのです。


その点、男性は射精後の一定時間、どんなに刺激されようと生理的に反応することが不可能です。

これを不応期といいます。


女性が埋み火のようにつつけば何度も火を起こせるのと違い、男性は一発勝負の線香花火。

火薬の切れた玉がぽとっと落ちたら、新たな花火に改めて着火する必要があるというわけなのです。




※男性への教育的指導!

コトが終わったとたんに背中を向けてスマホをいじる。

タバコを吸う。

テレビをつける。

グーグー寝てしまう。

そんな男性は少なくないでしょう。

いわゆる「賢者モード」

急速に性反応が消失する男性の生理からすると、それもわからないではない。

とはいえ、そのことに甘えるべからず。

男性の性反応を直線とすると、女性は円。

性的興奮を得た直後、ハイおしまい、ではない。

満足感が親密感に変わり、それが蓄積されることでニュートラルな状態になった時も性的刺激に、より反応しやすくなる。

男性の性反応をチューニングするボタンが人地しかないのに対して、

女性のチューニングボタンは20も30もあると言われています。

その多種多様なボタンを取り扱うことで、直線的な男性の性反応も豊かになるということなのです。

すぐ寝ずにキスや触れ合いなどの後戯もがんばってみましょう!






【消退期】 心拍数50~70 回/分



男性…ただただ脱力・・・。

     もしも許してくれるならし、このまま眠りたいんだけど。

     ダメだろうな、多分。

    


陰茎が急激に委縮する。

瞳孔が散大する。






女性…セックスの相性は悪くないと思う。

     ちゃんと2回もイケたし。

  終わった後も彼がキスや優しい愛撫を続けてくれたから、またその気になりそうになっちゃった・・・。
    




小陰唇や骨盤の充血が緩やかに消退する。

瞳孔が散大する。

そのあとも適切な刺激があれば、続けて数回のオーガズムに達することがあります。






少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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ではバイバイ♪


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